個人情報の扱いに注意しよう

訪問介護に携わるヘルパーは、利用者の自宅で介護サービスを提供するため、普段から膨大な個人情報に触れながら仕事をしています。
そのため、普段の何気ない行動やミスで、利用者の大切な情報が流出しないように細心の注意をはらう必要があるでしょう。
「気がついたら記録票の1枚がなくなっていた」、「利用者宅の地図やサービス内容を書いた紙なくした」などの、紙資料の紛失にはまず気をつけなければなりません。

また、電子デバイスの紛失にも注意が必要です。
利用者や事業所の情報が入ったPCやUSBを置き忘れたり、利用者とのメールの入ったスマホや携帯を落とすことも漏洩につながる恐れがあります。
そのため業務で使用する電子デバイスにはロックをかけておくことが重要です。

そして、休日や勤務時間外に、ついつい友人や知人に利用者のサービス内容や事業所のことを話してしまう、たまたま外で出会った利用者の名前を呼んでしまうなども、口頭による情報漏えい行為といえるのです。
さらに、利用者と撮影した写真を許可を得たとしてもSNSに載せたり、仕事の内容やグチ、悩み相談などをネットに書き込んだりといったこともあまりよくありません。
SNSやインターネット上での不用意な発言はどこから特定されて漏洩につながるかわからないので、避けなければなりません。

ヘルパーは全員、介護保険法の規定に基づいて、個人情報を守る義務がありますので、漏洩のリスクがどのようなところに潜んでいるのかをしっかり理解して、意識しながら行動していくことが重要です。
これくらいなら大丈夫と考えずに、訪問介護の運営基準として定められている秘密保持に関して深く考えていく必要があります。